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老後の備えやもしもの時のために、
貯金、してますか?
私のように独身で40代も後半になりますと、
老後やもしもの備えというのは、かなりリアルな貯金理由です。
「老後資金が2000万円不足します」
金融庁の報告書により明らかになったこの事実。
世帯人数や受給される年金額により個人差はあれど、
この金額に近い多額の資金が、個人の資産として必要となるようです。
私は最近まで、計画的な貯金をして来ませんでした。
それは大きな後悔となって重くのしかかっています。
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でも、過ぎた時間を悲観してばかりもいられません。
今まで貯金をしてこなかった方や、
これから貯金を始めようという方に。
ひとつの方法として、
「ハナチョコ式貯金計画」についてお話します。
◎ハナチョコ式貯金計画の原型をチェック
私が提案するのは、
毎月年齢の1000倍の金額を積み立てる
というものです。
例えば
37歳→37,000円
42歳→42,000円
55歳→55,000円
このような感じです。
あなたがもし今45歳なら、月々の積立額を
45✖1000円=45,000円に設定し、毎月積立てます。
そして、年齢を重ねるごとに、
1,000円ずつ月々の積立額を増やしていきます。
46歳になったら46,000円
47歳で47,000円
毎年1,000円くらいなら、
昇給があったり、倹約したり、副業をしたりで、
貯金額を増やせそうな気がしませんか?
貯金を習慣化するとともに、
ぜひ収入アップの努力もするべき、と考えています。
とは言え。
年収も生活費も人それぞれです。
今の年齢と収入を照らし合わせた時に、
この金額がラクに貯金できる方もいれば、
難しい人もいることでしょう。
そのことについては次の章で触れることにしまして、
この金額を積み立てているとどうなるかを見てみましょう。
・・・・・・・・・・
仮に積立期限を59歳までとします。
金利を考慮せずに計算しますと、下記の金額が貯金できます。
30歳から30年間→1602万円
40歳から20年間→1188万円
50歳から10年間→ 654万円
もしも20歳から積立をスタートすると、
普通預金にただ積立をしているだけでも、
ほぼ2000万円近い金額が60歳までに貯められます。
同じ積立計画で全額を、
年利3%で運用した場合はこうなります。
30歳から30年間→1602万円→2415万7316円
40歳から20年間→1188万円→1564万5930円
50歳から10年間→ 654万円→ 746万3879円
金利の力ってすごいですね。
20歳からの積立では1300万円以上増えます。
50歳からの10年でも90万円以上の差が出ます。
積立や投資は、開始が早いほどその効果が出ますね。
投資は損するかもしれないしちょっと不安…と言う方も、
まずはコツコツ積立することから始めた方がいいでしょう。
・・・・・・・・・・
以上が貯金計画の「原型」です。
このプランに対してあなたは
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「楽勝♪」
と思いましたか?
それとも…
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「ちょっと厳しいわね」
と感じましたか?
それぞれの場合についてお話します。
◎楽勝 or 困難 貯金計画原型からカスタマイズ
ハナチョコ式貯金計画の原型をご理解いただけたところで、
次のステップへ進みたいと思います。
ご自分独自のオリジナルプラン作りに向けて、アプローチ方法を考えてみましょう。
●このプランなら「楽勝」…設定額を上げて期間短縮
もしこのプランがあなたにとって「楽勝♪」であるなら、
ぜひ月々の積立額を増やしてみてください。
例えば
45歳から59歳の15年で2000万円を貯めたい場合
月々の積立金額4.5万円 → 9万円からスタート
毎年2000円ずつ増額すると達成できます。
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つまり、年齢✖2000円を積み立てるのね
あなたの今の年齢、
いつまでに貯めたいという目標などに応じて、
月々の積立額や積立期間を換えてみましょう。
プランを組み立ててみてください。
●このプランでは「困難」…クリアする方法は2つ
貯金はそもそも、
(収入)-(支出)で残った、(余剰資金)から捻出します。
その余剰資金が足りなかったり、
ギリギリの金額だったりすると、
月々の積立が厳しい状況になることもあります。
月々の積立額が厳しい場合の対処法として
以下の2つがあげられます。
1.月々の積立額を減額する
毎月無理なく積立できることが、
長い貯金生活を継続するうえで欠かせない要素となります。
まずはしっかりと余剰資金を把握し、
その中から無理なく積立できる金額から始めましょう。
月々かかる光熱費を払うように、
「積立をするのが当たり前」になるようにしましょう。
2.積立に必要な余剰金を確保する
余剰資金を増やす努力も大切です。
その方法は、これも2つあげられます
・収入を増やす
分かりやすいですねw
まずは支出を減らすこと。
家賃、光熱費、携帯代などの通信費、
食費や衣服、趣味や交際費など
出ていくお金を見直します。
きっと削れる出費が見つかりますよ。
そして収入を増やすこと。
副業が難しい職種の方もいると思いますが、
副業が可能な環境の方は、
不足分を補えるだけの収入を得られるお仕事を探しましょう。
手っ取り早く現金が得られるのは、
時間労働でお給料がもらえる仕事です。
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休日にアルバイトをしたり、
本業の就業後に短時間働くってことだね。
ただ無理して働くようでは元も子もありません。
睡眠時間や体調には気を付けてくださいね。
もし…
・副業もできないほど拘束時間が長い。
・本業だけでヘトヘトに疲れ果ててしまい、就業後に副業をする元気も残らない。
こんな状態でしたら、転職についても検討の余地ありかと思います。
●目標金額によっては、積立期間の延長も検討しましょう
仮に40歳から始めるケースですと、
金利0→1188万円
年利3%で運用→1564万5930円
となります。
もしもあなたの目標額が2000万円なら、
3%の資産運用に成功しても、500万円ほど足りません。
退職金が出るお仕事でしたら、
それで目標達成、となるかもしれません。
でもフリーランスや退職金が期待できない仕事だと、そうはいきません。
この不足分を補う選択肢は2つあります
・積立期間を延長する
月々の積立額の増額については前の章でお話したので、
積立期間の延長について考えてみましょう。
積立期間を延長するということは、
60歳を過ぎても収入を得るために働き続けるということです。
ここで、サラリーマンの方は要注意です。
フリーランスなど、年齢が収入を左右しない場合は別ですが、
サラリーマンの場合、定年後再雇用されると、
給料が大きく減額となるケースが多いようです。
その割合は20~50%とも言われ、
あなたの余剰資金への影響も避けられないでしょう。
そうなった場合は、無理せず余剰資金を見直し、
月々の設定金額を変更しましょう。
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余剰資金に見合った貯金額で設計し直すのね
そんな収入減のリスクにも備えて、
今のうちからぜひ、在宅でできる副業にも挑戦を始めましょう。
PCが使えればできる副業は複数あります。
始めはスマホでもできるアンケート回答やポイ活でもいいですが、
これらは時間がかかる割に収益性が低く、
メインの副業としてはあまりお勧めできません。
たとえば雑記ブログを書きながらライティングの質を上げ、
いずれは広告をつけて収入を得たり、
記事や本を書いて繰り返し購読料が入るような、
ストック型収入へと移行してみましょう。
勤め先の事情で副業ができない場合も、
可能になったときにすぐに収益化ができるよう、
そのためのスキルを身につけておくことをおすすめします。
●(実例)46歳から始めた私のカスタマイズプラン
それでは実際に私がどうしているか、をお話します。
ハナチョコは、
・基本は月々7万円と固定設定、可能ならさらに増額したい
┣余剰資金から可能な範囲で設定より増額しています。
┗本業が不安定なフリーランス、収入増は想定不能のため固定額で設定
・24年間で2000万円が貯金目標
┣金利を加味せずに計算すると、目標達成まで24年必要。
┗その時私は70歳。最長10年、積立期間を延長する覚悟です
・つみたてNISAや株式投資で資産運用中
┣24年間の計画を少しでも短縮するため、投資信託や高配当株に投資しています。
┗配当金は再投資し期間短縮を目指します。
・副業で仕事の在宅化と収入アップの努力を継続中
┣60歳を過ぎてからは在宅仕事に完全シフトが希望。
┗そのために今からストックフォト、ブログ、WEBサイト作成など実践中です。
★まとめ
ハナチョコの貯金プランはいかがでしたか?
今回ご提案した、年齢×1000円積立プランをもとに、
・年齢
・余剰資金
・目標金額
・目標達成期限
によってオリジナルプランを考えてみてください。
プランをあれこれ考えるだけでも、
将来のイメージが湧いたり、
モチベーションアップにつながると思います。
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無理のない金額から始めてみよう!
秋に収穫するお米は、1年分作りますよね。
そして次のシーズンのために、種もみも取って置きます。
お金も働けるうちに貯めて置き、
いずれ働かなくなる時のために貯めておきましょう。
そして次の収穫への種もみのように、
新たなスキルも身に着けて、人生の次のステージに向けて、備えておきたいものです。
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