今日はバレンタインデーですね。
楽天roomをやっていると、魅力的なスイーツを毎日のように見ることになり、
その強烈な誘惑に、つい自分用にポチりたくなる時があります。
…ダメダメ(汗)
今はそんな贅沢しないで、ストックフォト用に手作りチョコでも撮影しよう!
そんな訳で、慣れないスイーツづくりにチャレンジ。
トップの画像のような作品も撮ることができました。
ストックフォトに投稿もでき、ダウンロードもしていただいて一石二鳥です。
撮影後は美味しく頂きました。
度々訪れる物欲に勝てるか否かで、変動費の出費も増減します。
今回はその勝率が上がる方法についてお話します。
◎買い物は恋に似て、時に盲目になりがち
ネットでニュース記事を見ていても、度々視界に飛び込んでくる広告や、
街中や商業施設を歩いていて、ふと目に入るショーウィンドウのコーディネート。
これステキだな、欲しいな、と思うことってあると思います。
買う目的は無いけど新作チェックだけしよう、と商品サイトに飛んでしまったり、
近くまで来たから覗いていこう、とお気に入りのブランドショップに入店することがあります。
そこで自分の好みにドストライクなものに出会ってしまったら。
以前の私は、結構な確率で買ってしまうことが多かったです。
特に外出時に欲しいと感じるものに出会ってしまうと、
今しかない!とかって、思い込んでしまうんですよね。
また改めて買いに来るのも大変だし、
後日では売り切れてしまうかもしれないし、
この出会いは…もう運命なのだわ。
その時は熟考しているつもりなんですけどね。
欲しいという気持ちを正当化するために、
無意識のうちに「買う理由」を考える方に思考が傾き、買ってしまうことも。
ちょっと待った!
レジに向かう前に、ぜひやってみて欲しいことがあります。
それが「だから必要無い」にたどり着く思考トレーニングです。
◎とにかく「必要が無い」理由を考える
例えば欲しい対象が春のアウターだったとします。
まず誰でもやってみることは、
自分のクローゼットの中身を思い出し、どんな春のアウターを持っているかをリストアップすることです。
・淡いピンクのハーフトレンチコート
・ベージュのフード付きハーフコート
・ネイビーのロングトレンチコート
・ホワイトのジップアップキルティングパーカー
そして今日出会ったのがノーカラーのライトグレーのハーフコートだったとします。
買いたい、と思ったときには、
この色もノーカラーのコートも持ってない、
スタンドカラーのブラウスや、パーカーと合わせたらいい感じよね、
着脱可能なライナー付きだし、お値段もそれほど高くない…
などなど、
買いたい気持ちを後押しするような考えが次々と浮かびます。
その逆を攻めるのです。
ハーフコートは2着も持ってる。
白っぽい色は素敵だけど、何にでも合うベージュ系のがあるし、
ジップアップパーカーは白だし。
春コートなんて着られる期間短いし、
そもそもアウター4着もあって、新たにこれが絶対に必要な理由は?
こんな風に、とにかく必要がないと思える理由を考えまくります。
最終的に「これが絶対に必要な理由は?」がポイントですね。
この問いを論破できないようでしたら、購入は「却下」です。
セール品だと、さらに購買意欲が高まったりします。
値段が安いというお得感と、
今を逃したら買えなくなるという焦燥感。
これに対しても同様に、反対意見をぶつけます。
値段が安いからと言って、必要とは無関係。
あったらいいな、ではなく、これが絶対に必要な理由は?
こうやって考えているうちに、
最初に抱いていた「一目惚れ」のような高揚感は薄れ、
購買意欲も下がっていきます。
今は出費を抑えたい。
そんな強い気持ちがあるのなら、欲しい気持ちから
「だから必要無い」
にたどり着くよう考えを誘導することで、
私はずいぶんと出費が抑えられるようになりました。
まさに冷や水を浴びせる行為…
ちなみにですが、
今回の例に挙げたライトグレーのハーフコートは架空の設定です。
もし本当に欲しいコートだった場合、
ピンクのトレンチとベージュのフード付きコートを手放す予定ならば、私は買うかもしれません。
◎少額の買い物でも気を付けよう
このトレーニングをうっかり忘れてしまうのが、
数百円程度の少額の買い物です。
例えばコンビニでスイーツが欲しくなった時。
つい気軽にレジに持っていきそうになりますが、
その前に家にあるおやつを思い出すようにします。
今買いたいのはエクレアだけど、作ったミルクプリンがまだあったよね。
板チョコもあったし、それらを食べちゃってから新しいおやつは買うことにしよう。
先日もお花屋さんの前を通った時、大好きなラナンキュラスの切り花が目に入りました。
この花を映り込ませたら、素敵な写真が撮れそう。
…でも、生花を使うには近日中に撮影できる日があったかな?
作品設定もできてないし、ちゃんとプランを立ててからにしよう。
雑貨店などでも、
ついストックフォトの撮影に使えそうな小物を買っておこうという気持ちが起こります。
でも買うのは一瞬ですが、少額でも塵も積もれば山となります。
雑貨に使用期限は無いので、買っておけばいつかは役立つかもしれません。
「仕事用だから」というのも、買う意欲を後押しするパワーワードで危険です。
お金を貯めたいのであれば、仕事用だからと言って例外は禁物です。
せめて、気になったものが3つあったのなら1つに絞るなど、厳選することを心がけたいですね。
◎まとめ
よく考えているつもりでも、
買うことを熟考するのと、買わないことを熟考するのでは大違いです。
この方法を成功させるためには、「買わない理由」を考える時間を持つこと。
そして、ストレスがたまっていると自覚しているときに買い物に行かないことです。
時間にも心にも余裕を持つことで、冷静な判断ができて不必要な物事にお金を使わずに済みます。
こうして言葉にして考えてみると、改めて気づくことがありました。
今後のライフスタイルについて私が思い描いていることは、
お金を貯めて不安の無い老後を過ごしたい。
元気に動けるうちに暮らしをダウンサイジングしたい。
日々のタスクをシンプルにし、心豊かに暮らしたい。
などがあります。
それぞれ違う夢や希望のように思えても、いつのまにか点と点が一本の線に繋がっていくような。
違う目的で別々に動いた先が、ひとつの理想にたどり着くような予感がします。
今回のご提案は、本当に必要と思えるものだけを買うことで出費を抑えるのが目的です。
それと同時に物が増えることも抑えられ、
さらには今持っている物の見直しにもつながり、
ゆくゆくは物が減っていく効果もあります。
ミニマリストの人がよく、
「物を減らすとお金が増える」というようなお話をされているのを見聞きすることがありますが、
物を厳選することで出費が抑えられるということも、理由のひとつのようです。
私の求める暮らしはミニマリズムへと向かっていることを再認識しました。
そして、思い描いている暮らしに多方面から近づいていると実感もしました。
最後に私自身がちょっとワクワクする気持ちになった、今日のお話でした。
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