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という記事で、私に必要な生活費を公開しました。
その内の3万円を「準生活費」と名付けて、
毎月必ず出ていく出費とは分けて管理しています。
この記事では「準生活費」について詳しくお伝えします。
〇ハナチョコの口座管理
本題に入る前に。
私は持っている口座を、用途別に分けています。
・生活費口座
・仕事用口座
・準生活費口座
・資産作り用貯金口座
それぞれについて説明します。
・生活費口座
家賃や通信費、保険料のなどの固定費や、
水道光熱費、食費、日用品費、被服費などを管理しています。月単位で入出金があり、マイナスにならないよう管理します。
・仕事用口座
本業の収入と支出を管理しています。
・準生活費口座
この先10年の予想できる「生活費以外の出費」に備えた口座です。
貯めながら必要な時に使うので増えたり減ったりします。
・資産作り用貯金口座
私の「24年で2000万円貯金」計画のために毎月7万円ずつ貯めている口座です。
投資もしているので、株価の変動により減ることもありますが、
基本的には増え続ける口座です。
〇準生活費とは
出費には大きく2種類あると考えています。
・1ヶ月単位で必ず出ていく「生活費」
・「生活費」以外の臨時の出費や大きな出費
後者を私は「準生活費」として、ひとまとめにしています。
準生活費の内容は
・住宅資金(購入・修繕・建て替え・引っ越しなど)
・ライフイベント資金(結婚・出産・学費など)
・家電の買い替え
・冠婚葬祭
・旅行や交際費
などです。
ハナチョコのプロフィールは、
40代後半、独身、子供なし、持ち家ローン無し。
今後マイホームを購入したり、
子供の学費や結婚などの大きな出費の予定はありません。
そんな私の場合を例に、予算を立ててみます。
〇準生活費の予算の組み方
まずは私が想定できる出費の項目をピックアップし、
それぞれにざっくりと予算を充ててみました。
(内訳)
★家の修繕費 150万円
★家電などの買い替え 150万円
☆冠婚葬祭 30万円
☆旅行や交際費 30万円
予算の柱に据えたのが、★印の2項目です。
この二つは、私が誰とも関わらずに一人で生きていくにも必要な経費です。
そして、家の修繕は一般に10年に一度必要と言われています。
家電も保証は数年ですが、10年サイクルを目安にしてもいいかなと考えています。
そこで、10年間で予算を組みました。
家の修繕費(150万円)の予算は、
前回かかった費用を元に、多めに見積もっています。
家電などの買い替え(150万円)は、
冷蔵庫、洗濯機、ガスコンロ、オーブンレンジ、エアコン、ヒーター、
扇風機、掃除機、スマホ、PC、プリンター、照明器具、自転車、寝具などを想定しています。
2つ合わせて300万円。
この300万円を貯めるには、月に3万円取っておけば、
3万円×12ヶ月×10年=360万円
60万円残った分を☆印の冠婚葬祭と旅行や交際費に充てようかと思います。
冠婚葬祭には細かくはお年玉や入園入学などのお祝い金(品)も含みます。
親戚や友人に10年以内に結婚しそうな年齢の独身はいませんし、
とりあえず年間3万円くらいです。
予想できないこともありますので、高く備えたらキリがありません。
旅行は、今のところ積極的に出かける気持ちはなく、、
交際費も、生活費の食費の範囲内で間に合う外食がほどんどです。
なので、私にとっては「準生活費のさらに予備費程度のポジション」です。
家電が長持ちして、予想に反して残ることもあるでしょうし、
逆に短期間で壊れたり、災害に遭ったりして予算を上回る出費があるかもしれません。
その時は予算の立て方を再検討すればいいと思います。
〇「準生活費」の予算を立てるメリット
・いざという時に慌てない
これが一番の効果だと思います。
私が預金残高100万以下になってしまった時、どれほど慌てたことか・・・
そうなる想定であったならオロオロすることもなかったでしょうが、
必要な経費を払っていたら、どんどん口座からお金が無くなっていった、
なんて、恐怖体験以外の何物でもありません。
以前の記事でも、短期間で大きな出費が続き、
預金残高が100万円を下回ったお話をしました。
その時の大きな出費とは、
エアコン、ガス給湯器の買い替え、
持ち家の外壁塗装、
愛犬の通院手術代などです。
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一度に数百万円の出費…大変だったわね
備えておけば不安で慌てふためくこともなかったのに…
あの時はストレスで不眠気味になりました。
後になって思えば、そんな大きな出費も「想定するべき生活費」でした。
前もって備えておくことは、心の安定にも繋がります。
・要らないものが見えてくる
10年くらいの中期で予算を立ててみると、
今ある生活を維持するのって、こんなにお金が必要なの?
って気づくと思います。
そんな気づきから手放した一番大きな物は車でした。
実は手放したのはずいぶん前なのですが、
いつか軽自動車でも買って、車のある生活に戻りたい、
という願望が、今では完全に無くなりました。
車の場合、ガソリン代、駐車場代などは「生活費」に、
車検や保険料、購入(買い換え)費用などは「準生活費」組み入れると思います。
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そのどちらにも及ぼす費用負担は大きいです。
ドライブならではの場所に訪れる旅行を楽しんだり、
仕事に向かうのも愛犬の通院も楽で、
車が無くてはできない暮らし方を満喫していました。
でも、思い切って手放して数年が経ち、
あんなに必需品だと思っていた車だったのに、
無いなりに何とかなる生活にすっかり慣れてしまいました。
今でも5年に一度は免許証の更新に行きますが、
最新の車は、もう運転できる気がしません(笑)
その他にも、あって当たり前だったものを次々と手放してきました。
どんなものがあったかというと…
炊飯器、フードプロセッサー、電動泡立て器、アイスクリームメーカー、
かき氷機、除湿機、テレビ台、固定電話機、ポット…and more.
今も暮らしのミニマル化は継続中です。
あったものが壊れたりすると買い直したくなります。
その前に、本当に必要な物か考えてみて、
無い暮らしを短期間でも試してみるといいと思います。
案外、無くても平気ってなるかもしれません。
ちなみに。
買い換えリストに、私は「テレビ」を入れませんでした。
今のテレビが壊れたら、無い暮らしを試すつもりです。
・カットできるのは物だけではないかも
旅行や交際費が10年間で30万円という予算を私は立てていますが、
これは極端に少ないかもしれません。
旅行は好きですし、たまには温泉や友人の住む街に行ったりしたいです。
でも今は生活をしっかり立て直したいので、
収入が増えるまでは、と多少ガマンしています。
それ以上に大幅にカットしたのは「おつきあい」です。
以前は気軽に人と会ってはカフェに行ったり食事したり、
それほど親しくない人とも贈り物のやり取りがあったりしました。
今は家族や親しい友人以外の交友関係は主にSNSまでにしています。
お金だけでなく、時間もかかりますからね。
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年賀状を出すのも少しずつ減らして、
今ではすっかりやめてしまいました。
オンラインで会える時代になり、
画面越しですが顔を見ながら会話ができます。
実際に会いに行かなくてもご挨拶はできるし、
形のある物を送らなくても、言葉や文字で伝わる気持ちもあると思います。
今思えば、そうやって食事に出かけたり、物を贈ったりする行為に
私自身が満足していただけかもしれませんね。
〇まとめ
「生活費」も「準生活費」も、
暮らしていく中で欠かせないお金です。
そのお金を予算としてまとめてみることで、
単体でバラバラの時には見えなかった、金額の大きさに気づくことでしょう。
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え、こんなに?
って思ったなら、見直しのチャンスです。
特に「準生活費」は、一つ一つが金額も大きい分、
どんどん大きくもなってしまう可能性があります。
逆に考えたら、大きくスリムにミニマル化できる可能性もあるのです。
当たり前をそのままにせず、今の生活を良い意味で疑ってみる。
一年に一度でも、物が壊れたタイミングでもいいので、
持ち物の見直し、してみてくださいね。
合わせて「おつきあい」関係も。
親しい人は別として、それほどでもないご関係の人には、
お金や時間を費やさないお付き合いの仕方を、少しずつ取り入れていきましょう。
年賀状を出すのを止めてみるのも、
一つのきっかけになるかもしれません。
今まで通り10年間出し続けていたらいくらになるのか。
ぜひ数値化してみてくださいね。
自分の「準生活費」を確認して、不要かも?ってモノコトに気づいたら、
減らすチャレンジをしてみてください。
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備えて安心。
ミニマルな暮らしもできる
予算を立てて、現状の見直し。
物を減らせばさらに予算が減らせます。
備えることでストレスもなくなる。
このように良い循環が生まれると思います。
休日に早速やってみてくださいね。
お金が貯まりやすい生活に、より近づいていきましょう。
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