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人生100年と言われる時代。
昭和に生まれ、平成・令和と生きてきて、今までたくさんの物を手に入れてきたし、
現在も所有していると感じています。
欲しいと思う気持ちのままに物を買い続けた日々。
小さな家に収納を増やし、
パズルのように空間の隙間を埋めながら物をしまうことが収納術であり、
きれいに並べておけば整理整頓になると思い込んでいました。
今では、毎日使うものはごく一部。
物が物を覆い隠し、存在すら忘れているものが多数我が家にはあります。
気づけばあと数年で50代を迎えることになります。
そろそろ本当に必要なものとだけ暮らしたい。
そう考えた経緯と、
そのために続けている捨て活の現状と今後についてお話します。
◎雑過ぎた暮らしを猛省中
30代までは、ただ前を向いて上を目指して強い気持ちで突き進んでいくだけで、
仕事もプライベートもそれなりに何とかなった気がします。
40代になって、少しずつある違和感を覚えはじめました。
その正体は、自分自身の「衰え」
ポジティブ思考で心も体もアクティブに動けていた頃とは明らかに違う自分に気づき始めたのです。
私だけでなく、周囲にも変化がありました。
長年共に暮らした愛犬たちを看取ったり、
それまでは元気だった両親にもケアが必要になってきたのも同時期です。
自分のことだけを考えてやってこれた今までから、
生活スタイルも一変。
仕事のペースも落とすようになりました。
すると、ずっと高速で走り続けていた車から自転車に乗り換えるように、
今まで目に入らなかったことが気になって仕方なくなりました。
整えたように見えて物にあふれた家。
いつからか近況のわからなくなった親戚のこと。
月にいくら使っているかも把握していない家計状況。
保障の内容も分からない保険などなど…
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なんて自分は乱雑に生きてきたのだろう…
時には徹夜もしながら本業に明け暮れ、
友人と毎週のように食事や飲み会を楽しみ、
新しい服を次々と買ってはインスタにコーデ画像を毎日アップしたり…
それはそれで良いと思うのですが、
面倒なことには本能的に目をつむり、
心地よいことだけを選んで生きてきた気がします。
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これからはもっと丁寧に生きたい
40代になり、今までは無かった不安や困難にぶつかる中で、
そんな思いが強まりました。
力技で突き進む、雑な生き方から卒業しよう。
そのためにはモノとコトの整理が必要だと痛感し、
手放すを活動を始めました。
◎気持ちごとモノを手放す
捨て活歴は4年目になります。
物を手放すペースとしてはかなりスローだと思います。
そして、まだまだ物が多いという実感があります。
初めた頃は、スイスイと迷うことなく捨てることができました。
今となっては手放したことすら思い出せない物もあると思います。
物が減るにつれて、だんだんと迷いが生じる場面も増えてきました。
手放すことをためらったり、もったいないと思う気持ちが湧き出て決断できない物には、
気持ちの整理が付くまで保留にしてます。
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だから時間がかかるんじゃないの?
テレビのお片付け企画の番組などを見ていると、
たった数日で大量の物を手放す、みたいな光景を目にします。
でも片付けって、そんな簡単なものではないと考えています。
お金で買えるものなら、お金さえあれば手に入れるのは簡単です。
ところが手放すときは、そうはいきません。
よく考えもせずに手放してしまって、やっぱり持っておけば良かったと後悔することがあったら、
またお金を払って購入しなくてはいけません。
今貯蓄をがんばっている最中でもありますし、
手放すなら、また買い戻すことも無いだろうと思えてから、と決めています。
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それを持っていたい、
という気持ちごと手放したい!
後悔も買い戻しもしたくないので、きっぱりと気持ちの整理が出来た時に手放すようにしています。
お金で買い戻せない物は、なおさらですね。
手放せる物なら、いつか気持ちに無理なくサヨナラが出来る日がくるはず、
と今は後回しにしています。
私の捨て活は時間がかかりますが、それだけ物を多く、長い期間溜め込んだせいです。
今までの怠惰なマキシマリスト生活を反省しつつ、
複雑に絡み合いもつれてしまった糸をほどくように、捨て活を継続しています。
◎モノの整理記録をつける
前項でもお話したように、始めは手放す決断も早かった捨て活でしたが、
どうしようかな…と考えて決められないことも最近は増えてきました。
いつまでもモヤモヤとして決められない物もあり、
正直悩む時間が一番もったいない、と感じています。
考えを整理するためにも、
手放す理由、手元に残す理由について、
その時に考えたことを記録してみたいと思いました。
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モノの整理記録をつけます
書き記すことで迷いが晴れて、
手放す・残すの決断ができるかもしれない、という期待が一番の目的です。
特に手放すものについて。
きちんと気持ちの整理がついたことを残しておけば、
後に後悔するときが来ても、読み返すことで手放した理由を再確認ができます。
それでもなお、もう一度持ちたいと願うなら、
私にとって必要な物なのだと思います。
◎まとめ
物が極端に少ないミニマリストのような生活は、
私は望んではいませんし、根が心配性なのでできないと思います。
私の目標は、
今の自分に必要なものと、愛着のあるものだけに囲まれた、
全方向フォトジェニックな暮らし(笑)です。
おそらく、いま所有しているものが10としたら、
1ぐらいに減らせるのではないかと考えています。
そのくらい必要性の高いものだけに凝縮した生活空間にして、暮らしも頭の中もスッキリとしたい。
少なくとも、存在自体を忘れてしまうような物はゼロにしたいです。
そして。
今回お話した「モノの整理記録」について、
本ブログに記していきたいとも考えています。
まずは今まで手放してきた物のお話。
これからも買い替えながら共に暮らしていく物や、
たくさん持っているけど、消費しきると決めたものについてなど。
手放す・残す・使い切るの大きく3つに分類して、
モノについてお話していく記事も書いてまいります。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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