【less is more】ミニマルな暮らしがしたい(後編)~物の手放し方を考える

物を増やさないコツって、いろいろあると思います。

マキシマリストからの卒業を目指している私。

ミニマルな暮らしを夢見て、持ち物を減らすことに四苦八苦している私ですが、
新しく物を手に入れる時に気を付けていることがあります。

それが「物の手放し方を考えておく」ことです。

そのことについてお話します。

◎物の手放し方を考えておく

私は物を手に入れる時、
それを手放すことなんてほとんど考えていませんでした。

買うときに考えることといったら、
それを持つことで得られる高揚感や快適になる暮らしのこと。
後は価格が自分のお財布と折り合うのかくらいでした。

そうやって手に入れた物は、長く愛用したものもあれば、
手に入れてみたけど、実際にはあまり使うことも無かったり、
そもそも保険的に買った物は使われることも無かったりしました。

結局使うこともあまり無かったのに、
持っていればまた使う時が来るかも、と思ってしまい込んでしまう。

似て非なる物を買って使い終わった後、
どちらかだけでも手放せばいいのに、二つとも持ち続けてしまう。

まだ使えるから、捨てるのはもったいない
売ってもいくらにもならないから、売るのももったいない

なんやかんやと理由を付けて、手放さない。
そうやって使われることもなくなった物たちは、
行き場を失ってしまい込まれてしまいます。

これこそ本当にもったいない

物は手放さなければ増えていきます。
そんな当たり前のことを防ぐためには、
「手放す時のことを考えて手に入れる」必要があると考えました。

  1. 使い切って最後は捨てる
  2. リセールバリューのある物は売る
  3. 人に譲る
  4. レンタルも検討する

どの前提で手に入れるのかを決めておくだけでも、
無駄な買い物が減ってきました。

1.使い切って最後は捨てる

持っている物の多くは1のタイプに当てはまるかと思います。
日常よく使う衣類や服飾品、家事で使う道具類などです。

例えば、欲しいブラウスがあったとします。
持っているボトムスとも相性がよさそうだし、飽きがこなさそう。
特に今だけの流行のデザインというわけでもないので、
大事に手入れしながら着て、傷んだら捨てるつもり。
これを買い増しても自分が思うブラウスの適量の範囲内に収まる状況。

こうなったら「買い」となる流れです。

このタイプに当てはまる物は、所有数を気にすることが大切です。
必要以上に持ってしまうと、使い切れずに飽きてしまったり、
使われずにしまい込まれたりしてしまいます。
そうならないためにも「物の数の把握」は大切です。

2.リセールバリューのある物は売る

使い切らずに手放す可能性のある物は、
買う前にリセールバリュー(再販価値)について調べてみることも大切です。

買取業者の場合、そもそも買取対象にならないものもありますし、
取り扱いがあっても、人気や希少性によって価格に差が出ます。
あらかじめそういう情報を知っておくと、物を選ぶ時の基準のひとつになります。

またラクマやメルカリなどで売る方法もあります。
買取業者を介さずに直接やり取りをする分、高値で売買できる場合があります。

買取業者のサイトにアクセスすると、買取事例を見ることが出来ます。
フリマサイトでは商品を検索すると、
自分の買いたいものが今いくらで売られているのかがチェックできます。

3.人に譲る

売るほどでもないけれど、捨てるのはもったいない。
そういうものは知人に譲ったり、
ジモティーなどのサービスを利用して人に譲る方法もあります。

また、ボランティア団体に寄付することもできます。
発展途上国の支援団体などで衣類の寄付を求めていたりします。
また寄付した実物が支援先に直接送られるのではなく、
本やタイヤホイール、携帯電話などを送ると、
そのリサイクルで得たお金が寄付に充てられるタイプもあります。

4.レンタルも検討する

例えばパーティーなどで着る華やかな服。
何度も着る機会が無い服ほど、ちょっと高価だったりします。
さらには合わせるバッグ、靴、アクセサリーなど。
普段使いと併用できないものもあります。

こういった年に数回しか出番の無い華やかなアイテムは、
買っても流行から外れる前に売るか、
いっそレンタルでもよかったと思います。

今も行き場のない数万円のワンピースが数着、クローゼットで眠っています。

同じように買わなくても良かったと思う物には、
海外に行くときに数回使っただけのスーツケース、
置き場所に困るアウトドア用品、クリスマスツリーもありました。

イベント系のものほど、ちょっと高価だったり無駄な買い物になりがちです。
買ってしまう前に、どれだけ使うのか、
使わなくなったら売ったり人に譲れるものなのか。
そもそも買わずにレンタルでも事足りるものではないかを考えましょう。

◎まとめ

物の手放し方を考えてみると、自分が使い切ることを除くと、
手間も時間もかかるし、場合によっては処分にお金もかかることがあります。

そうなんです。
手放すって、改めて考えると大変なんです。

この大変さを思うと、そもそも安易に物を手に入れなくなってきます。

ちょっと遠回りした気がするけど…
結局そういうことなのよね

私は今も、持ちすぎた過去の物たちを手放す苦しみの中にいます。
おかげでお財布の紐もキュッとしまっている気がします。

必要に応じて新しい物も取り入れながら、
身軽なシンプルライフに向かって、整える生活を続けて参ります。

このお話には前編があります。
合わせてお読みいただけたら嬉しいです。

【less is more】ミニマルな暮らしがしたい(前編)~マキシマリストから卒業するための回顧録

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