「ひとつの収入」では安心できない~副業(複業)でリスクを分散

 

日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は13日、都内で開いた記者会見で終身雇用について「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。ー日本経済新聞より

2年経った今でも度々この発言に触れる機会があり、
世間がどれだけ動揺したかを伺い知ることができます。

リストラ、早期退職などが他人事では無くなった昨今。
コロナウィルス感染拡大で、さらにその流れが加速するかもしれません。

法律の面からもある程度守られてきた雇用が、
企業側の衰退により堰を切って崩れてしまう時が来るのでは…
と悪い想像すらしてしまいます。

大企業のトップですら終身雇用の厳しさを明言したことで、
多くの人が感じた不安。

「ひとつの収入」では安定した生計を維持できないリスクに対して、
今すぐ始めるべき副業(複業)への取り組みについてお話します。

 

◎時間の確保

 

現在の生活を支えている仕事以外にも収入を得ようとする場合、
一日の中でその収入を得るための時間を割かなくてはいけません。

睡眠、家事、本業などで一日の大半は取られてしまい、
残っている時間は、2,3時間くらいかもしれません。

そういった短時間で出来る仕事や、休日のまとまった時間で働ける仕事。
第2の仕事は「1日2,3時間」や「週1~2日」を使ってできるものになることでしょう。

また、それすらも取ることが難しい、小さなお子さんの子育て中の方、介護中の方などは、
さらに「スキマ時間」を活用することになります。

いずれにしても、負担が増えることは明らか。
いきなり張り切ってスケージュールを埋めてしまうような働き方を始めるのは禁物です。

疲労がたまったり、体調をやメンタルを崩しては早々に挫折してしまうことにもなりかねません。
負担が増える分、休む時間を今まで以上にしっかり確保することを心掛けたいものです。

 

◎限られた時間でも可能な働き方選び

 

限られた時間でどのように無理なく働くのか。

仕事選びの中でまず考えたいのが、どこで働くか、ということです。

・勤務地に出向いて働く
・在宅で働く

この選択は、時間にも大きく関わってきます。

 

・勤務地に出向いて働く

パートやアルバイトなどでは、当然のようにこのケースが多いともいます。

この働き方を選んだ場合、
雇用側の提示する時間帯の中で、自分の勤務できる時間とのマッチングを検討します。

勤務時間に加えて、往復の通勤時間も考慮する必要があります。

今までの生活時間の中に上手に組み入れることができれば、
勤務した時間給や日給で比較的安定的な収入が得られます。

本業の勤務地と自宅との間で都合の良い時間帯で求人があったり、
自宅近辺で見つかると働きやすいですね。

 

・在宅で働く

在宅で働く場合のメリットは、通勤に時間を取られないことです。

本業を優先した場合に決まった時間や曜日でシフトに入れなかったり、
スキマ時間を活用して働きたい場合などは、在宅でできる仕事が良いでしょう。

在宅ワークの場合は、時間給などではなく出来高で報酬を得るケースが多くなります。

簡易的な作業から技能やセンスを要するものまで、仕事内容は多種多様。

簡易的な作業は報酬も安価な傾向もあり、とにかく量をこなすことが求められたりします。

すぐに報酬に繋がりますが、いわゆる内職的な仕事は報酬単価が低いです。

~仕事例~
・アンケート、商品モニター
・袋詰め、部品の組み立て、封筒貼りなどの単純な手作業
・テープ起こしライター

 

技能やセンスを求められる仕事は、
実力が認められ仕事の依頼もコンスタントに入るようになると高収入も期待できます。

スキルとしてすでに身についていると、即戦力として仕事を得ることも可能です。
その一方で、経験や実績を積むまでは安定した収入につながるまでに期間を要することもあります。

~仕事例~
・PC関連のスキル(WEBデザイン、プログラミングなど)
・イラストが得意(デザイン、データ加工など)
・販売できるものづくりの趣味や技術を持っている(制作を受注、オリジナル作品販売)
・文章を書くのが得意(ライティング・記事作成)
・外国語が堪能(翻訳、外国語レッスン講師など)

 

◎求人をチェックしてみる

 

実際にどのような求人があるのか。

それを調査してみることで働き方も決まってくるかもしれません。

そこで、主な求人サイトをまとめてみました。

こんなサイトがあります、という参考例ですのでご了承ください。
(各サイトから得た情報については自己責任でお取り扱いください)

・一般的な求人情報

正社員からパート・アルバイト、在宅ワークまで。
様々なお仕事が検索できます。

・職種を絞った求人情報サイト

業種に特化した情報サイトです。

・クラウドソーシング系求人情報サイト

インターネットを介して企業などから仕事が受注できます。

・作品販売が出来るECモール

オリジナル作品の販売が出来ます。

・知識や技能のスキルマーケット

自分の得意分野を活かしてレッスンをしたり、デザインを受注したりできます。
クラウドソーシング的な依頼もあるようです。

◎「緊急度」でも変わる働き方

 

すぐにでも収入を増やしたいか、
急ぎはしないが今後の為に副業を検討しているか。

それによっても求人情報の見方が違うと思います。

 

・緊急度の高い人

新たな収入を得る「緊急度」の高い人は、
早く働き始めることが可能な求人に対して応募してみるといいでしょう。

緊急度の高い人ほど、
スキルが無くてもできる仕事だから報酬が安い、
重労働の作業でラクではないなど、
選んだ仕事が希望とはかけ離れてしまうかもしれません。

ですが、早めに副収入を得ることで生活が安定したり、
将来に備える資金にすることで不安を軽減できます。

もし、すぐに始めた仕事が多少不満のある内容でも、
まずはお金という力を蓄えて、落ち着いてから職を変えるのも一つの方法だと考えています。

 

・緊急度の低い人

新たな収入を得る「緊急度」が低い人は、
働いてみたい職種に目星をつけておき、
いつでも働き始められるよう備えておくと良いでしょう。

やりたいと思った仕事が事前学習や資格が必要な場合もあります。
緊急度の低いうちにインプットを始めましょう。

気を付けたいことは、インプットすることで満足してしまい、
明確に成果につながらない人もいるということ。

とりあえず英会話を始めてみようかな、
役立つって聞いたから簿記の資格でも取ろうかな、

など、漠然と取り組んでも身につかなかったり、
役立てることができない場合もあります。

具体的に興味のある仕事をイメージして、
目的意識を明確に持って取り組みましょう。

 

ブログ運営や動画配信などの育成型の仕事は、
初めから収益が生まれるわけではありません。

自作品の販売やネットショップを持つ、
知識や技能のレッスン提供なども、
すぐに顧客がつかないことが想定されます。

元から影響力のあるインフルエンサーでもない限り、
集客までには時間がかかります。

SNSなどを使いPR活動をして認知度向上図り、
販売実績や成約件数を少しずつ積み上げながら顧客を集めることになります。

種まきから収穫までには個人差もありますし、
残念ながら芽が出ない場合もあります。

いつ花開くかわからない育成型の仕事に興味のある人は、とにかく早めに始めるのが吉ですね。

 

私が取り組んでいるストックフォトのように、
ストック型の仕事を始めるのも良いでしょう。

早く始めればその分複利の効果が生まれます。

ストック型の仕事は、
ひとつの作品が繰り返しダウンロードされることで何度も収益を生んでくれる仕組みです。

写真・動画・イラスト・音楽・note・書籍など。

初めはなかなかダウンロードされなかったり、
低単価なので、ストック数を増やさないとまとまった収入にはなりません。

興味のある分野がありましたら、すぐにでもトライしてみてください。

 

◎まとめ

 

私の場合、フリーランスという不安定さから安心を求めてパートで副業を始めました。

早く働き始めたい、
本業に悪影響を出したくない、
きちんと続く働き方がしたい。

そう考えて、自宅から交通機関を使わずに通える範囲で夜間に働ける職場を探しました。

たまたま勤務条件の合ったパート先は、本業とは全く違う業界でした。

持っているスキルは一切活きない仕事でしたが、幸いにもすぐに採用が決まりました。

正直なところ、仕事内容に面白さなどはありませんが、
決まった時間を誠実に働けばしっかりお給料のもらえる職場です。

慣れてしまえば淡々とこなせるお仕事で、
おかげさまで長く続けることができています。

本業がいつ無くなるかわからない。

そんな不安な日々を送る中で、
毎月決まった日に収入が入る安心感に、何より救われました。

将来的には在宅で出来るストックフォトやブログ運営を収入の柱にしたいと考えており、
現在のパート勤務は、それまでの「つなぎ」の仕事として割り切っています。

ただ、現在のパート勤務だって、いつどんな理由で終わりが来るとも限らないですから。

自分はどんなこ仕事で働けるだろうかと、
求人情報サイトを時々パトロールしたりしています。

 

今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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