ちょっとだけ備蓄のススメ〜いざと言う時に慌てない、探さない、並ばない

忘れていませんか?

社会情勢によって需給バランスが著しく崩れて、一時的に物が買えなかったこと。

売り場からトイレットペーパーをはじめとするパルプ製品が消えたり、
マスクが買えなかったり、乾麺や小麦粉やお米が手に入りづらかったり。

喉元過ぎれば熱さを忘れる、と言いますが、
安定供給が当たり前になると、当時のパニックにも近い状況を少しずつ忘れてしまいます。

情報社会の功罪というのでしょうか。
〇〇が無くなるよ!と誰かが発声すると、
テレビやSNSを通じて短時間のうちに情報が伝わり、
大衆が一つの方向に一度に動き出します。

みんなが一斉に買うから無くなっちゃう

またいつ同じようなことが起こるとも限りません。
でも、その対象物が何か、ということは予測しづらいです。

そこで、日常生活の中で必需品をちょっとだけ備蓄しておくこと、
それを無理なく習慣化することをおススメいたします。

◯備蓄アイテム

私が備蓄しているものは、このような物たちです。

・水、炭酸水などの飲料水
・お米、乾麺や、缶詰、レトルトカレーなどある程度長期で保存できる食品
・マスク、トイレットペーパー、ボックスティッシュなど、
 過去に購入が困難になった日用品

・洗剤や掃除に使う日用消耗品など
備蓄アイテムをピックアップすると、アイテム数を絞りたくなります。
特に日用品などは、新しいものや便利そうなものについ手が出てしまうものです。
常備するものを決めることでそういった余計なものが増えるのを防げます。

 

実際に我が家の掃除用洗剤は、
ウタマロクリーナー無印良品のトイレ用洗剤の2種類だけですし、

ハンドソープはやめてボディーソープを洗面所にも置くようになりました。

洗顔もボディーソープでしてます

結果的に暮らしのミニマル化につながりました。

◯備蓄量の目安

私が目安にしているは備蓄量は、1ヶ月分です。
この1ヶ月というのは、
1ヶ月分を未開封で余計に持っておく、という感じです。

一人暮らしなので、それほど大量には必要ありません。
トイレットペーパーは12ロール、
ボックスティッシュは5箱を下回らないようにしています。

お米や乾麺は、全てが潤沢にある必要はないですし、
さすがに主食が手に入らなくなることはそうそう無いでしょうから、
未開封の物が合わせて1ヶ月分もあれば充分と思っています。

缶詰やレトルトもいろんな種類を合わせて1ヶ月分ほど。

洗剤や掃除用消耗品も、1個は未開封が残るように買っておくようにしています。

マスクは、必要になれば手づくりマスクを作ればいいので、
それほど心配していません。

◯備蓄を習慣化すると管理も楽になります

備蓄しておくアイテムと量が決まれば、
あとはそれを生活ルーティンに組み入れるだけです。

買い物をする前に備蓄量をチェック。

備蓄量をどのくらいに設定するかにもよりますが、
もともと多めに持っておくことが前提ですから、頻繁にチェックする必要はなくなります。

私のように最低でも1ヶ月分は持っておくようにしていると、
チェックは月に1回程度です。

〇ネットショッピングが便利です

車を手放したこともありますが、元々買い物に行くのが面倒なタイプの私。
外出自粛が始まる前から、買い物はネットショッピングに切り替えていました。

最近はドラッグストアに立ち寄ることもほとんど無くなりなり、
スーパーに行くのも、魚やお肉、葉物野菜などの生鮮品を買いに行くくらいです。

ネットショッピングには、私は主に楽天市場を使っています。
お買い物マラソンなど、ポイントがたくさん貯まるイベントの時に在庫を家でチェックして、
できるだけまとめて買うようにしています。

お米は10㎏、ドリンク類はケース買い、
送料無料になる購入金額をクリアするために日用品も複数個買ったりするので、
結果的にちょっと多めに買うことになります。

この時に余計なものを買うのではなく、必ず消費するものを多めに買うのであれば、
無駄な買い物をせずに済みます。

また、ネットショッピングにすると、
過去に購入した物が履歴としてデータに残ります。
購入履歴データから再購入すればいいので、商品選択がとても楽です。

前回いつ頃同じものを買ったのかも分かるので、
家計管理のひとつにもなります。

ネットショッピングにすると、
水や缶詰、お米などの重たいものも買いやすくなります。
持って帰るのが大変だから、買いたい量が買えなかった…ということもありません。
運んでくださる宅配業者さんには、心から感謝です。

◯備蓄スペースの確保と管理

備蓄は量やアイテム数を厳選しても、
それなりにスペースを取られます。

そのスペースを確保するために、
持ち物を見直して、不要なものを手放すことをおススメします。

今回取り上げている物たちは、生活必需品であることが前提ですし、
いずれ使って無くなる消耗品ばかりです。

いつまでも無くならず、あまり使ってもいない物はありませんか?
今の自分に不要なものを減らし、必要なモノコトにスペースを使いましょう。

ミニマルライフのきっかけになるかも

スペースを確保したら、その範囲内に収まるよう備蓄するアイテムと量をコントロールしましょう。

物にスペースを奪われて住みづらくなるようでは、元も子もありません。
非常時に困らないための備蓄であることを忘れずに、買い過ぎには注意が必要です。

〇まとめ

慌てない、探さない、並ばない。

タイトルに入れた3つのこと。
備蓄しておけば防げますし、結果的に時短にもなります。

買いたい商品の情報を求めて慌てたり、
売っている場所を探し回ったり、
買うために店先に並んだり。

どれも精神的にも肉体的にも苦労しますし、時間も取られてしまいます。
さらには、余計にお金もかかってしまうことだってあります。

マスクや消毒液が高額になったりしたわ…

遠い場所に交通費をかけて買いに行くことになったり、
取り寄せるのに送料がかかったり。

普段なら上手にやりくりできることが、緊急時にはできなくなることもあります。

たまにしか起こらないことだけど、普段から少し心がけておくことで
お金も時間も守りましょう。

 

備蓄するものは厳選しましょう

何もかもを多めに買う必要はありません。
何を備えておくかの取捨選択も大事です。

いつでも必要な物が買える今の暮らしの中で、
自分に本当に必要な物を見直すきっかけになれば幸いです。

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