写真に関しては全くの素人です。
日常生活の中でInstagramやSNSに写真を投稿したり、
本業で作品のPR写真を撮って取引先に提出したりする程度。
カメラは10年以上前に買った「Canon EOS Kiss X3」
そんな経験も装備もレベル1な40代女性が、
ストックフォトという冒険の旅に出ました。
1年間その旅を継続できた理由について、思うことをお話したいと思います。
◎気負わず手持ちの装備でスタート
ストックフォト活動を始めるにあたり、
とにかく最初はお金をかけずに手持ちの装備だけで始めてみることにしました。
写真を撮ってサイトに投稿するまでには、いろいろ必要なものがあります。
・ライティング機材
・撮影スペースとスペースづくりの機材
・スタイリング小物
・モデル
・パソコン
高額そうなものもあるわね
収入を得るほどの写真を撮るなら、
カメラもグレードが高くて、機材も揃えなくちゃいけない?
…と、ハードルが高そうに考える方もいるかもしれません。
ハナチョコの場合、
幸いにもカメラとパソコンがありました。
と言っても、カメラは10年前に買った一眼レフ。
パソコンも夏くらいまでは、やはり10年近く前に買った、
古いWindows7搭載機を使っていました。
ライティング機材はゼロからのスタート。
撮影スペースは自宅の一角を広めに片付け、
スタイリング小物は自前の布や食器など。
モデルは自分ですw
機材にもスタイリングにもお金をかけず、
身の回りにある物を使い、とにかく思いつくことから撮っていく。
実践しながら練習する。
そんな気持ちで気軽にスタートを切りました。
ちなみに、写真ACはスマホで撮った画像も投稿できます。
一眼レフが無くても、パソコンが無くても、始めることは可能です。
◎日常生活の中からテーマを探す
身の回りにある題材をモチーフに撮影する。
そんな制約のある中で私が撮ってきた主なテーマは次のようなものです。
・日常生活(洗濯・料理など)
・手芸素材(毛糸・布・ミシン糸・ボタンなど)
・PC+女性(テレワークやオンラインショッピングイメージ)
・マスク
・エコ関連(マイバッグ・ペットボトルなど)
最初のうちはとにかく無理せず、お金もかけず。
身の回りにある物事を題材にすることで、作業効率を図りました。
頂き物のチョコレートを食べる前に撮ってみたり、
資源ごみに出す前の溜まったペットボトルを撮ってみたり、
洗濯物を干す前に、かごに入った様子を撮ってみたり。
そんな些細な日常から切り取ったワンシーンが、
どんな風に使われるかを想像しながら撮っていきました。
チョコレートはバレンタイン関連に、
ペットボトルはエコや環境関連、
洗濯物は家事サポートや介護など。
はじめはなかなか需要にうまくハマるような作品が撮れず、
ダウンロードもポツリポツリ…
それでも枚数を重ねていくことで分母が増えて、
ダウンロードされる分子も徐々に増えていきました。
ネタ切れすることはこの1年間無かったです。
日々の暮らしの中で思いついたり、
見聞きした情報からヒントを得たり。
次これ撮ろう!という題材は必ずメモを取りました。
今ではメモは増えるばかりで、撮影が追いつきません。
◎先人たちから学ぶ
どんな写真が人気があるのだろう?
たくさんダウンロードされたいと思うなら、
たくさんダウンロードされている写真を参考にしたくなります。
私も作品のダウンロードランキングは欠かさずチェックしています。
それとは別に、自分が撮ろうと思っている写真の需要と供給についても調べます。
例えば「土鍋ごはん」を撮るとして、
写真ACの中でどんな「土鍋ごはん」の画像があるのかを検索。
似たような画像は審査を通らない可能性が高いので、
既存の投稿作品とは似ないよう気をつけました。
またGoogleなどで「土鍋ごはん」を検索し、
どんな記事や画像が出てくるのかも調べます。
出てきた広告や情報記事での画像の使われ方も参考にします。
ダウンロードされた写真がどのように使われるのか。
撮影を重ねながら情報収集や追加学習を続け、
きれいに撮るだけではだめ、
余白の取り方や構図がとても大切な要素であることも学べました。
撮って投稿してダウンロードの反応を見る。
その繰り返しの中で、自分に足りないことを補完し、
作品を良くする技術を少しずつ蓄積し続けました。
正直私は足りない部分が多過ぎて、
この一年は伸びしろしかなかったように思いますw
◎まとめ
1年は長いようであっという間でした。
まず継続できたこと、自分で自分をほめてあげたいですし、
時間に対する作業量も断然よくなってきましたし、結果も伸びてきました。
上昇気味に継続できたのは、次のような理由が上げられると思います。
・開始当初に比較して作品が良くなってきたことが実感できたこと
・作品が増えれば収入も増える、ストック効果で「ヤル気」を維持できたこと
今回の記事では詳しく話せなかったことも多いので、
今後もストックフォトについては掘り下げていきたいです。
またストックフォトサービスは写真AC、PIXTA以外にも様々あるので、
さらに発表の場を広げる予定です。
私にとってストックフォトは、
現在結果の出始めている副業第一号となっていますので、
引き続き力を入れて頑張ります。
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